ドライブを楽しく!車酔い対策!
せっかくのドライブなのに、気持ち悪…という経験のある人は多いはず。
普段、車酔いしないのに、こんな日に限って!ということもよくあります。
車酔い対策をしっかりして、楽しいドライブに出かけましょう!!
車に酔う?どういう仕組み??
そもそも、なぜ乗り物酔いが起こるのでしょうか?
簡単に言うと、体(耳の奥にある三半規管)の感じるバランスの感覚と、視覚や筋肉で感じるバランスの感覚がズレることから自律神経が乱れて起こる症状です。
また、ガソリンの匂いや普段は気にならない車内の芳香剤の匂いなどに刺激されて、乗り物酔いがひどくなるということもあります。
精神的な部分も大いに関係してきます。
以前の乗り物酔いをした時の経験から、不安を覚え、乗り物酔いをしやすいんだという思い込みから、乗り物酔いを引き起こしてしまうこともあります。
乗り物酔いの症状を理解しよう
特徴的な症状は、気分が悪くなる、頭痛、頭が重い感じがする、あくびが多くなる、顔面蒼白、冷や汗、手足が冷たくなる、吐き気、嘔吐など。
乗り物酔いの状態は身体や脳が危険信号を発している状態です。それを我慢しているとどんどん悪化してしまいます。
できるだけ早く対処をすることが大切です。
乳幼児は車に酔わないといわれることが多いですが、三半規管が発達し始める3歳前後になると急に車に酔い始めるという子どもが多く、10歳前後をピークに減っていく傾向にあります。
車に酔わないために予防しよう!
ドライブに出る前からちょっとした心配りで出来る予防があるんです!!
1、ドライブ前日はしっかり睡眠をとろう!
2、ドライブ直前に暴飲暴食はやめましょう!
3、車内をしっかり換気して、匂い対策をしよう!
4、窮屈な服装はやめて、ゆったりした服装を心がけよう!
5、酔い止め薬を事前に飲んでおこう!
ドライブ中にできる予防もあります!
1、できるだけ進行方向を向き、顎を引いて頭を動かさないようにしよう!
2、読書やスマホなどはせず、なるべく遠くの景色を見よう!
3、あめやガムなどで気分を紛らわそう!
4、話をする、歌を歌う、ゲームをするなどみんなで楽しもう!
車に酔ってしまったら?
1、窓を開け、車内を換気して風に当たりましょう。
2、シートを倒したり、身体を横になりましょう。
3、遠くの景色をみて、脳を落ち着かせましょう。
4、車から降りましょう。
5、内関(ないかん)というツボを刺激してみましょう。
内関は手のひら側の手首の関節の真ん中からひじの方に指2本分のところにあります。反対の親指で気持ちがいい程度にゆっくり揉みほぐしましょう。
車酔いに効くツボがあるなんて知っていましたか?簡単にできる対処法として知っておくと役に立つかもしれません。
せっかくのドライブ、車酔い対策をして楽しみましょう。